2010年10月3日日曜日

めぐりあい

ぬいぐるみ」といっても、実にさまざまなものがあります。

人間のかたち、動物のかたち、魚のかたち、鳥のかたち・・・
ふわふわの生地、もこもこの生地、つるんとした生地・・・

中でも、このヌートリア毛皮のぬいぐるみは、とても珍しいものの
ひとつといえるでしょう。

よりすぐりの最高級毛皮を厳選して、ひとつひとつ丹念に作るため
7日間にひとつしか作れない、ヌートリアのぬいぐるみ

そんなぬいぐるみを傍におくのは、一体どんな人なのでしょう??


ある人は、心惹かれ、みずからそのぬいぐるみを選び
手元においておくかもしれません。

またある人は、大切な人からのプレゼントとしてぬいぐるみを受け取り、
その人を想いながら、共に過ごすことでしょう。


どんなぬいぐるみも、いつかめぐりあう持ち主を待っています。

ぬいぐるみに心惹かれるのは、ぬいぐるみたちが、人の心を
呼んでいるからではないでしょうか。


綿と、糸と、生地(毛皮)を使って、ひと針、ひと針・・・

丁寧に縫われて、出来上がっていくぬいぐるみ


あなたと出逢い、過ごすことで、彼らはきっと
喜びも哀しみもすべてうけとめてくれる大きな存在となることでしょう。


ヌートリア毛皮のぬいぐるみは、はたしてどんな人のところへ
旅立っていくのでしょう・・・


大切な時を一緒に過ごしていただければ幸いです。

2010年9月26日日曜日

このヌートリアの毛皮で…

この最高級と言われるヌートリアの毛皮でぬいぐるみを作っている。

くまちゃん・うさぎちゃん・わんちゃん・ミニわんちゃんの4種類、

毛皮職人の手で丁寧に作成されたぬいぐるみは、かわいさも、手触りも最高です。

ひょっとしたら、このヌートリアのぬいぐるみの事でビッグニュースをご報告できるかも?…

2010年9月15日水曜日

ヌートリア

ヌートリア」とはスペイン語カワウソ(の毛皮)を意味し、原産国は、南アメリカである。

毛皮を取るために移入したものが野生化し現在、北アメリカ、ヨーロッパ、日本を含むアジアに繁殖

している。

ヌートリアは丈夫で育てやすく、柔らかい上質な毛皮が安価に入手できるため、第二次世界大戦

ろには、軍隊の防寒服用として世界各国で飼育された。

日本では1939年にフランスから150頭が輸入され、飼育が奨励された。

このころは軍隊の「勝利」にかけて「沼狸」(しょうり)と呼ばれ、1944年ごろには、日本全国で4万頭

が飼育されていた。

終戦後、毛皮の需要が激減したことに伴い、その多くが野外に放たれ野生化した。

これらの子孫が各地で定着し、西日本各地に分布が拡大していたが、千葉県や静岡県の一部でも

生息が確認されており、今後も拡大すると考えられる。

特に岡山県にはかなりの数が生息しており、年間約800-2000頭もが害獣として捕獲・駆除されてい

る。

野菜などに対する食害のほか、絶滅危惧種に指定されているベッコウトンボ生息地を壊滅させ

るなど、在来種の生態系への影響も深刻である。

じゃあ野生化したヌートリアを捕獲して毛皮にすればいいのでは?と考えてしまいますが、実際、

ートリアの最高級と言われる毛皮は、養殖されたものでないとマフラーやコート、ぬいぐるみなどに

は、加工できないらしい。

人間によって、持ち込まれ 人間によって、野生化してしまい いろいろな被害が出ているという現

状を考えると複雑な気持ちだ。